木魚歳時記 第1592話

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蚰蜓(げじ)に嘗(な)められると禿(は)げる

 蚰蜓(げじ)は、ムカデ科ゲジ目の節足動物です。百足(むかで)にしても、「ゲジゲジ」にしても、長虫(蛇の異称)と同様に節足動物はなぜか人間に「毛嫌(きら)い」されますがどうしてでしょうか? その「毛嫌い」するゲジに舐められると、そのあたりが「銭ハゲ」するのはわかるような気がします。かくいうぼくも五十歳をすぎたころからゲジに舐められた典型的な事例です。さて「切れは、鋭利な斧(おの)であると同時に強固な接着剤である」。とありました。

      いつかまたもとのかたちにあめんぼう