木魚歳時記 第1589話

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老驥(こうき)櫪(れき)に伏すとも志千里に在り

 「老驥(こうき)千里を走る」ともいいます。「老驥(こうき)とは駿馬(しゅんば)の年老いた果てです。櫪(れき)とは厩(うまや)のことです。駿馬は年老いて厩(うまや)につながれても、なお、千里の道を駆ける「志」(こころざし)を失わない。転じて、英雄・豪傑・偉人の心意気を示すことわざとなります。さて「余白(切れ)にはものを生かす力がある」。とありました。

      日本の触れなば崩る冷奴