木魚歳時記

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木魚歳時記 第665話

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 ぼくは優柔不断なくせに自尊心の高いあかんたれです。ですからいつも、思うことは多いのですが行動力がそれにともないません。ですから痩せ我慢(がまん)のままで<不発弾>のままでおわってしまいます。

   「人間は努力をするかぎり
          迷うものだ」(ゲーテ『フアウスト』)

 仏教でいう「我慢」(がまん)とは、強い自意識から起こる慢心(まんしん)のことです。すなわち、自分を高く見て他を軽視する思いあがりの心を我慢というのです。これは煩悩(ぼんのう)の一つに数えられています。この我意を張る、強情の意が近世後期になって<たえしのぶ>意味に転じて用いられるようになりました。

    痩蛙妻に倒されけころかん