さて山に帰ってみると、第三の師匠皇円が永年苦心して推敲(すいこう)した『扶桑略記』(ふそうりゃっき)の完稿を残して、乱後、成道の困難に絶望した結果、五十七億七千万年後に下降(げこう)するという弥勒菩薩(みろくぼさつ)を待つために蛇身を受け…
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