木魚歳時記第4931話 

前扁(12)正雑二行(しょうぞうにぎょう)

  速やかに苦しみの境涯を超えるに
  浄土門に入って念仏を専念せよ。
  阿弥陀仏の本願によって
  必ず往生できる。

 正雑二行の教えの中で、速やかに迷いの境涯を離れたいと願うならば、まずは聖道門をさしおいて、選んで浄土門に入りなさい。浄土門に入ろうと願うならば、正行と雑行の二行の中で、まずはもろもろの雑行を投げうって、選んで正行を拠りどころとしなさい。正行とは「正定業」((しょうじょうごう)「ナムアミダブツ」のことであります。勅伝第18巻 (青色 法然上人のお言葉)

         妻と来て寓居8年ポインセチア