木魚歳時記第4917話 

 その三十年ばかり以前にも鎌倉幕府が念仏僧を途にに要して捕え、その黒衣や袈裟を奪って焼いた。また叡山抱きは己が黒谷の僧、法然の著書『選択本願念仏集』(せんちゃくほんがんねんぶつしゅう)の版木を、山上大講堂前で焼いたこともあった。(佐藤春夫 付録章『一枚起請文』)

       満月や話をするなもの云ふな

 ところで、ぼくは結婚(27歳)してから、「二足ワラジ」を通して来ました。そして、妻和子は、結婚(22歳)以来「常夜灯」のように、お寺の守りに尽くしてくれました(汗)。とりわけ、今、ぼくの介護に面倒を掛けています(汗)。嗚呼。