木魚歳時記第4880話 

 「そうだ。身の上は明かさないが、どうも平家の残党らしいのだが、兄弟でどちらも一升酒をあおるのだが、ひとりは飲めば赤くなるし、ひとりは飲めば飲むほど青くなるのだ。。面白がって皆で、赤鬼、青鬼とあだ名している。鬼というのにふさわしい豪気な奴らだ」(佐藤春夫『極楽から来た』)

         まくなぎに一匹分の重さかな

 「まくなぎ」は夏季となります。ヌヌカとも呼ばれます。2,3ミリの白い羽虫です! 唇などに集団でまといつかれると往生します(汗)。最近、気象条件の変化によるものでしょうか? 見かけることが少なくなりました(汗)。