木魚歳時記第4830話 

 法然はまた式が子内親王を思い出した。式子内親王が内にこもって歌にしか現せないものを、この人はじかに言葉にして吐き出し、しかも卑しくない。これは有りがたいことである。と法然は好もしく聞いてありがたいことですたのを善信は知らない。(佐藤春夫『極楽から来た』

         短夜をだましだましに掛接屋       

 衣類などの繕(つづくろい)をするのが掛接屋(かけつぎや)です。少年サッカーチームのユニホームに破れが出来た・・「あんた、昔、掛接やっていた?」。と、そこで、無理な繕いを引き受けた・・はや、東の空は白んで来ました(汗)。こんな解説の必要がある俳句は、ボツ(汗)。