木魚歳時記第4707話

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 由来、斎宮は、御成婚に困難を伴いやすい内親王の御降嫁に代えて、婚家として神社を選ばれたわけだから、斎宮には内親王の御生活のお料に足る荘園とこれを管理する斎宮司などの機関によって内親王の生活を保護すし奉る制度がある。ただ斎宮の地は都をはなれているため、都に近く同じものを創置されたのは遠く伊勢まで内親王を遣わし給わぬための嵯峨天皇の内親王に対する御慈悲と拝察される。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1344

             病院の減塩食や牡丹鍋

 「ボクの細道]好きな俳句(2444) 矢島渚男さん。「薺咲き堰かれゐし時どつと過ぐ」(渚男) 「薺」(なずな)は、七草一つですから、新年の季語となります。さて、入院中のカロリー計算(減塩)には驚きました。さらに、それ以上に驚いたのは「看護婦(士)」さんの忙しさと奮闘ぶりです。お世話になりました。ありがとうございました。

  よろこぼをや、このみのり、
  なむあみだぶのみのり、
  よろこぼを。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)