木魚歳時記第4619話

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 第二十七章 穢土のかたみ
(一)頼朝が鎌倉に幕府を開いて武家の世となって以来、時代は全く一変して、さしもの摂関政治もいまは斜陽族のの筆頭であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1259

         蓑虫の身ぬちの栖つくろいぬ 栖(すみか)

 「ボクの細道]好きな俳句(2357) 摂津幸彦さん。「軍艦が常の笑ひのあひるかな」(幸彦) あひるたちの「お引越し」の場面も思い浮かべましたが・・やはり戦時中に発表された俳句でしょう? 相変わらずその視点と感性には驚嘆いたします。 

病む者は
汝一人ならざるを知れ
(内村鑑三)