木魚歳時記第4584話

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 御房も同じ心から、人々が御房に捧げる資材を、四天王寺の念仏堂へ朕を介して進ぜられるのであろうが、院が法然房に布施する当然としても院が法然房からものを贈られるのは有無相通じるとは申せ、思えば少し風変りでもあろうか」
(佐藤春夫『極楽から来た』)1225

        いわし干す岬の小さき露天商

 「ボクの細道]好きな俳句(2323) 摂津幸彦さん。「なんとなく生きてゐたいの更衣」(幸彦) 体力の弱くなった高齢者の思うことは「余日を安らかに生きていたい」の」思いです(だと思います)。その一つに、季節の変わり目くらいは、せめて身の回りを小ざっぱりとしていたい!

人は自分を
偽って生きている
(ヘルマン・ヘッセ)