木魚歳時記第4528話  

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 灯籠大臣(とうろうおとど)、小松の重盛の嫡男中将維盛は、成親の女で美貌の聞こえ高く優しい妻といたいけない盛りの男女二人の子との別れを時を移したのを、騎馬で駆け付けた兄弟四人が促し立てるので、弓で簾(すだれ)を掲げて、泣きくずれる妻子の姿を見せて門を出たが、途に待ちうけていた宗盛に追いつくと、宗盛はさりげなく、
(佐藤春夫『極楽から来た』)1170

         短夜やさて起き抜けのパクティーノ

 「ボクの細道]好きな俳句(2267)  川崎展宏さん。「『大和』よりヨモツヒラサカスミレサク」(展宏) 展宏さん代表作です。大戦末期。不沈戦艦「大和」の打電手の心境とされています。さて、起き抜けの水分補給は大事です。自身の体調を計るバロメータとしています。

人は一人では悪くならない
(石川 洋)