木魚歳時記第4424話   

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 八月、伊豆の頼朝が挙兵して、兵力が日に日に肥えているという風聞が都に伝わった。同時に熊野の湛増も三山の神人を挙げて謀反したという風聞があった。湛増は為義の実子の一人が院のはからいで熊野別当湛快の養子になっていたのだから、この機を逸せずの起こったのは怪しむに足りない。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1073

     あ。とつぜん茶山の里のうららけし

 「ボクの細道]好きな俳句(2164) 波多野爽波さん。「巻尺を伸ばしてゆけば源五郎」(爽波) 何らかの(計測する)必要が生じて、巻尺を伸ばしていたところ、いきつく先に「ゲンゴロウ虫」が居た・・それだけのことです。しかし、それだけで作品となるところが俳句の面白いところです。

会釈を交わす ということは
お釈迦さまが会って笑ってくださる
そいういことやろか
みんなで毎日 笑がおを交わす
釈迦の教え
あんがいこんなこと かもね (大川フサ子)