しばらくして平等院執行良俊が使者を以て検非違使に報告せしめた。
「殿上廊内に自殺の者三人残りあり。中に首なき一人は高倉宮でもあろうか」
自殺者は兼綱と頼政で、首のないのが頼政であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1066
あ。この読点どこかで見たぞ冬の蠅
「ボクの細道]好きな俳句(2157) 波多野爽波さん。「大空は微笑みてあり草矢放つ」(爽波) なんと大らかな作品でしょう。こうした作品に接すると、俳句ていいものだなあ~、と、つくづくとそう思います。ボクもお終いは自然詠で終わりたい。
あせったらあかん あかん
あせったら パニックになって
じぶんを みうしのうてしまう
見えてくるまで 待つことや
ちょっとの しんぼうやで (大川フサ子)