木魚歳時記第4382話

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 (二)以仁王に源姓を賜うて庶民に落し、仁お字は彼にもったいないと名を以光(もちてる)と改めさせたうえで土佐に流す手順にして置いて、清盛は検非違使を高倉第に向かわせたものであった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1032

       山眠るふもとに小さき狐塚

 「ボクの細道]好きな俳句(2122) 波多野爽波さん。「夜の湖の暗きを流れ桐一葉」(爽波) きびしい作品です。自己を視点に置いた「つぶやき」でしょうか? くらべることはおこがましいですが、ボクに「病葉の己が内なる寂光土」があります。常に病弱であったボクの「つぶやき」です(汗)。

  明ごはなむあみだぶつ、
  なむあみだぶつはわしがをやさま、
  なむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)