木魚歳時記第4332話

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彼らが主になって時々この山荘に来たり酒盛りの肴に平氏打倒を密議してしていた。
「平氏にあらざるものは人に非ず」と豪語したのは建春門院の兄正二位権大納言時忠であるが、一族の知行は、日本六十六個国の大半に及び荘園は五百箇所と号し、高位顕官はみな一族が占めた。(佐藤春夫『極楽から来た』)983

      婆の腕レシピ料理に茎漬も 

「ボクの細道]好きな俳句(2072) 永田耕衣さん。「雲の峯通行人として眺む」(耕衣) ああ、このように「ありがまま」に詠えるなら、俳句もずいぶん楽しく作れる(そう思います)、それがなかなか(汗)。「田一枚植えて立ち去る柳かな」(松尾芭蕉)。

  あさまし、あさまし、     

     わしのこころがはちまんしせん(八万四千)、

  これがわたしの、なむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)