第二十一章 清盛の応戦
(一)白山事件は見かけは大した事もない騒ぎのようであるが、実は、院と平家と山門と鼎立(ていりつ)の実情をはっきりと見せ、また院と平家との山門僧兵団の争奪を意味するものなのである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)971
仏壇へ母を偲びてむかご飯
「ボクの細道]好きな俳句(2060) 永田耕衣さん。「人生の生暮れの秋深きかな」(耕衣) 「生暮れ」(なまぐれ)と読むのでしょうか? そうだとすれば、いろんことが起こって来たわが人生で、なんとなく納得できそうな「いのち」が、今、お蔭さまで終わろうとしている・・そんな作者の「つぶやき」が聞こえてきそうです。
ぶつと、はなしがしてみたい。
なむとよばれてみだになること、
なむあみだぶつ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)