木魚歳時記第4298話

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  (四)西光父子の申し立てによると、この事の真因は加賀国にあった寺領で座主明雲の領と称するものが、国領であることが明らかになったため、師高の国司在任中にこれを停廃したのを恨む私心の結果で、湧泉寺洗馬の事は名をこれにかるに過ぎないというのである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)952

      奪衣婆の腰に巻きつく烏蛇  烏蛇(からすへび)

 「ボクの細道]好きな俳句(2038) 永田耕衣さん。「秋は女寺から行方不明らし」(耕衣) 「寺から女」とあります? その「女」の素性は作者にしかわかりません。読者はそれぞれ妄想をたくましくするだけです・・それがまた楽しい。さて、ウイールスの定義(生きものかそうでないのか)は、いまだ医学会で定まらないそうです。対応策が定まらなのはわかります。(汗)。

  ありがたい、かかせてよろこぶ、
  なむあみだぶつ、なむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)