つづいて、
夜もふけ、小夜もとかや、われまつ里も
別当成親の声が美しく歌い終わった時、女房京極殿は院と門院とのおん前をもはばからず、成親の歌につづけるように、
(佐藤春夫『極楽から来た』)879
川鵜来て小魚どつさりさらひけり
「ボクの細道]好きな俳句(1964) 岡本 眸さん。「一生の楽しきころのソーダ水」(眸)。以前にご紹介した「嘘ばかりつく男らとビール飲む」(眸)と比べると面白い。また「つばくらや嫁してよりせぬ腕時計」(眸)、さらに「 毛虫の季節エレベーターに同性ばかり」(眸)。女心の微妙さをモニタリングして反省しています(汗)。
なむあみだぶが、わしになり、
わしをたのしむ、
あなたたのしむ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)