木魚歳時記第4180話

f:id:mokugyo-sin:20200414060645j:plain

 ご受戒は三月十三日、上皇はその寵臣の一人、静賢法印をして法然を迎えさせた。静賢法印も信西の子の一人で、そのために上皇の寵を得て、今は蓮華王院の執行になっていた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)839

      草朧まわり道して帰ろうか  朧(おぼろ)

 「ボクの細道]好きな俳句(1926) 山田弘子さん。「柳散る銀座もここら灯を細く」(弘子) 今も昔も、銀座は銀座でしょうが。その銀座の片隅に柳が立っていた。さて、自身が、見ている絵画のどこに魅力を感じるのか? それはわからないこも多くあります。ボクの小部屋に祀る『供養菩薩』(くようぼさつ)の像は、中国人画家・葛 新民さんに頂いた貴重な絵画です。毎日、手を合わせています。

  わがこころ、みるじやない。
  ほとけのこころ、みるあかり、
  なむあみだぶつでござります。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)