木魚歳時記第4160話

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 「おばあさん、往生の話は、ついわけもないことでした。行儀も作法もいりません。いつどこででも思い立った時、十ぺんほど阿弥陀さまのお名をお呼び申しさえすればよろしいとお経文に書いていますし、むかしのジナの御上人さまもいっておられました」
(佐藤春夫『極楽から来た』)822

       すかんぽや北ノ辺町三九五

 「ボクの細道]好きな俳句(1906) 鈴木六林男さん。「血を売って愉快な青年たちの冬」(六林男) ひととき、こういうことも問題となりました。 さて、ボクは「北ノ辺町三九五」で生まれ、そして育ちました。松ヶ崎に移り住んで(6年)になります。集合住宅での生活に多少の違和感もあります。その一つが、各戸が「表札」を揚げないことです。プライバシーの保全? それはともかく、別に、社会のカード決済(デジタル化)が急速に進むことも驚きです。 

  みだのほんぐわん、なむあみだぶつ。
  さいちがたすかる、なむあみだぶつ。
  おやのをじひが、あればこそ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)