この喜びを衆生のすべてに分けなくてはならない。衆生は貴賤老若を問わず、何人もこのように喜んで生きなければならないものだから、わが身ひとりだけ、このように生きるのでは、あまりに果報が過ぎる。
(佐藤春夫『極楽から来た』)811
蜷の道ここに集まる浮御堂 蜷(にな)
「ボクの細道]好きな俳句(1892) 野見山朱鳥さん。「万太郎が勲章下げし十三夜」(朱鳥) さて、ボクは、定年退職を機に俳句を始めました(ブログ太字の部分)。ところが、到達点は「俺のもの」と云えるような作品は作れません(汗)。いや、句作のコツすらつかめていません(汗)。でも、始めたことですから、井上ひさしさんの「難しいことを易しく、易しいことをより深く、より深いことを楽しく」を座右の銘として、余日のかぎり、ナムナムと楽しんでまいります(笑)。
ありがたいな。
わしのこころを、ろくじ(六字)にこめて、
なむあみだぶつのこゑでしらする。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)