どちらにせよ住宅はすべて国営だし、貨幣制度のないこの国では家賃などというものもない。住宅難の結果はぶた小屋のようなうら長屋にも月々大金を払うことを思えば、これだけでも、極楽はたしかに楽しい国に相違ない。
(佐藤春夫『極楽から来た』)215
うしろより液化始まるなめくぢり
「ボクの細道]好きな俳句(1263) 平井照敏さん。「遠足をしてゐて遠足したくなる」(照敏) ふむ。気持ちはよくわかります。遠足をしているときはしんどい。しかし、女性を交えた遠足は楽しい。又、したくなります。ところで、老人ともなると「遠クソ」の用意、つまり、失禁ガードのことが? ああ、ボクもいずれそのうちに・・(汗)。