木魚歳時記 第3432話

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 心が急に重たく暗くなったように思われるこの気分は、追えども追えども、彼の心を巣にしているかのように、すぐ帰ってくるのである

(佐藤春夫『極楽から来た』)135 

     輪蔵の一切経や朴の花 

 「ボクの細道]好きな俳句(1181)  茨木和生さん。「睦ごとはこのごろとんと桜餅」(和生) 「このごろ」とは? 何歳ごろ? それは作者に聞いてみなければわかりません。 「睦ごと」の持続にも個人差があるということ。ところで、男性が桜餅をお好きなのは年齢に関係がなさそうです(汗)。