「今日のことば」
「熊。おれはてまへを憎くて殺したのではねえんだぞ。
おれも商売ならてめへも射たなけぁならんねえ。(中略)
てめへも熊に生まれたのが因縁ならおれもこんな商売が
因縁だ。やい、この次には熊なんぞに生まれるな。」
(宮沢賢治「なめとこ山の熊」)6
「ボクの細道」好きな俳句(934) 大串 章さん。「秋風を映す峠の道路鏡」(章) 峠の道にカーブミラーがあったのでしょう。ただそれだけのことです。しかし、秋風にゆれる周囲の風景とか、峠を越えて作者は何処に行こうとされるのだろう・・とか、いろんなことが想像できる作品です。俳句は17文字の短詩形です。読者がいろいろ想像をふくらませることができるのも楽しいものです。
大夕焼さて眼耳鼻舌身意
眼耳鼻舌身意(げんじびぜつしんに)