「今日のことば」
(壺がありました)
「壺のなかのクリームを
顔や手にすっかり
塗ってください。」
(宮沢賢治「注文の多い料理店」)6
「ボクの細道]好きな俳句(847) 石田郷子さん。「鹿の瞳の濡れてをりたる若葉かな」(郷子) 郷子さんの作品が続きます。(奈良公園など)放し飼いされた鹿のことでしょうか。俳句に詠われた鹿は、雨上がりの公園で、ふと、近づいた鹿を見ると、可憐な鹿の眸が新緑に濡れていたというのです。しかしあれで(不用意に鹿センベイなど手にすると)かなり手ごわい「おねだり」にあって驚くこともあります。
夕焼の裾をつづくる掛接屋
掛接屋(かけつぎや)