木魚歳時記 第2874話

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  (序)女神云う「むかしカピラヴァットの都から出て行った世界の指導者(ブッダ)がおられます。かれは甘蔗王(かんしょおう)の後裔(こうえい)であり、シャカ族の子で、世を照らす。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(633) 野見山朱鳥さん。「一枚の落葉となりて昏睡す」(朱鳥) へべれけに酩酊(めいてい)して帰宅したおやじの醜態ではない。といって、仕事で疲れて帰宅したぬれ葉族でもない。やはり、眉間に人生の年輪を刻んだ老人が、昼間から、うつらうつらする姿が浮かびます(汗)。

 「今日のことば」 

        はだかにて 

        生まれてきたに  

             なに不足

         (小林 一茶)           

       月を見て月にみられて雲母坂  

                  雲母坂(きららさか)