木魚歳時記 第2198話

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 (ラフーラ)「善い友だちと交われ。人里はなれ奥まった騒音の少ないところに坐臥せよ。飲食(おんじき)に量を知る者であれ。」(スッタニパータ)

 [ボクの細道] 「ドヤ!顔」(3) 或る俳人(女流)が、俳句雑誌の句評欄で「お馬鹿さん俳句」と評されていたことを思い出します。それは無責任な揶揄(やゆ)の気持ちから申されたのではなく、それなりの根拠をもって申されていたと思います。察するに、「ドヤ!顔」つまり、作者が自己流に酔いしれるわりには読者に作品の魅力が伝わってこない、最悪「なんのことかわからない?」。作者の意図と読者の評価のギャップを指して「お馬鹿さん俳句」と称されていた?

        僧籍の男なにがし煤籠