寿永(じゅえい)三年三月十二日の供養のため、鎌倉から来た頼朝が大仏殿に参詣した時、修復の成った廬舎那仏(るしゃなぶつ)を拝し、陳和卿の技術の巧妙なのに感心して、これに結縁したいと望み重源を通じて引見しようとすると、和卿は、「この人は国敵退…
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