2018-11-01から1日間の記事一覧

木魚歳時記 第3598話

(五)太秦の秦氏では、しばらくのうち絶えていた美作の分家から、思いがけずよこした少年を、快くもてなして、しばらくは家の客となって京見物をせよというが、少年は都の見物に来たのではない、修行に来たのだから、一日も早く山に登りたいと、せっかくの…