定国はまた手先の器用な人で、当年宮廷や上流社会で琵琶(びわ)とともに流行していた朝鮮笛や笙(しょう)の修造や細工などに巧みであったため、左大臣頼長の一門でその一味の権大納言藤原宗輔(ごんなごんふじわらのむねすけ)に召されてお出入りになって…
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