木魚歳時記第4026話

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 この建築と、ここに清盛が一門の人々とともに金泥で『法華経』を書写して奉納したいわゆる平家納経の意匠を見る者は清盛の並々ならぬ文化的センスを疑わないであろう。
(佐藤春夫『極楽から来た』)696

        稲虫や悪人なほもて往生す

 「ボクの細道]好きな俳句(1772) 有馬朗人さん。「あかねさす近江の国の飾臼」(朗人) 「飾臼」(かざりうす)は注連(しめ)を張った臼(うす)のことで新年の季語となります。さて、ボクたち夫婦は、息子が寺を継いでくれてから、日本の各地を訪ねるバスツアーに参加した時期がありました。今、思えば、思い切って参加してよかった・・もうこの齢になると、バスツアーには参加できません。いまさら懐かしく思い出しています。

庭のなか5 薔薇(ばら)花・・・あんた、あたしを綺麗(きれい)だと思 て?
      黄蜂(くまばち)・・・下の方を見せなくちゃ。
      薔薇の花・・・おはいりよ。