木魚歳時記第4024話

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(四)清盛は平治の乱の導火線となったように信西の姻戚として、当代日本一のこの学者との交際によって多方面の高い見識を養い、また法性寺関白忠通の嫡孫基実を女婿として、名実ともに最高の廷臣たるに足る身につけて置いてあった。彼はすくなくともその時代で大一等の文化人であった。(四)
(佐藤春夫『極楽から来た』)694

         色鳥と酒と肴とキャッシュレス

  「ボクの細道]好きな俳句(1770) 大石悦子さん。「雁帰る攫はれたくもある日かな」(悦子) 雁(かり)は晩秋に渡って来て、子育てをして春には北国に帰ります。わたしを「さらって」幸せの国へつれてくれる素敵な方は現れないでしょうか! と、作者はいうのです。

 庭のなか4 木苺(きいちご)・・・なぜ薔薇(ばら)には棘(とげ)があるんだろう。薔薇の花なんて、食べられはしないわ。 いけすの鯉・・・うまいこと言うぞ、だから、俺だって、人が食いやがったら、骨を立ててやるんだ。
薊(あざみ)・・・そうねえ、だけど、それではもう遅すぎるは。