彼女は上皇の高野御幸にも厳島(いつくしま)神社御幸の海路のおん道行にもいつも必ず御同伴であったが、女院三十四歳の時、熊野詣での祈りの御様子が、この女院の並々ならぬ性格をあきらかに浮彫りしている。
(佐藤春夫『極楽から来た』)691
「いいねっ!」 だけで食ふのか零余子飯 零余子(むかご)
「ボクの細道]好きな俳句(1767) 大石悦子さん。「むささびに一夜雨風それから春」(悦子) 嵐にのまれ、迷い込んだ「むささび」(一夜だけでも)にも軒先を貸してあげましょう。明日、天気になれば、ムササビのために、また、春の夜が待ち受けているのですから。
庭のなか1 鍬(くわ) サクサクサク・・・稼(かせ)ぐに追いつく貧乏なし。
鶴嘴(つるはし)・・・同感! (ルナール『博物誌』より)