木魚歳時記 第3948話

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 はじめ当年の風習どおりに五つほど年少の藤原伊実(これざね)に嫁した。伊実は九条大相国伊通(これみち)の二男で近衛天皇の中宮呈子(ていし)や法然の師匠叡空と兄弟である。
(佐藤春夫『極楽から来た』)623

       爽やかに今日一日をなむあみだ

「ボクの細道]好きな俳句(1697) 松尾芭蕉さん。「色付や豆腐に落て薄紅葉」(芭蕉) 日常詠もまた味わい深い!

     賢人に 染まるのは
     香に 布を薫づるようなもの
     智慧が進めば 善が習いとなり
     徳行成就し 高潔となる(ブッダ)

 蛙(かえる)7  私はその辺の枝を折って、なんなく釣り竿をこしらえる。外套(がいとう)にピンが一本さしてある。それを曲げて釣り針にする。