はじめ当年の風習どおりに五つほど年少の藤原伊実(これざね)に嫁した。伊実は九条大相国伊通(これみち)の二男で近衛天皇の中宮呈子(ていし)や法然の師匠叡空と兄弟である。
(佐藤春夫『極楽から来た』)623
爽やかに今日一日をなむあみだ
「ボクの細道]好きな俳句(1697) 松尾芭蕉さん。「色付や豆腐に落て薄紅葉」(芭蕉) 日常詠もまた味わい深い!
賢人に 染まるのは
香に 布を薫づるようなもの
智慧が進めば 善が習いとなり
徳行成就し 高潔となる(ブッダ)
蛙(かえる)7 私はその辺の枝を折って、なんなく釣り竿をこしらえる。外套(がいとう)にピンが一本さしてある。それを曲げて釣り針にする。