木魚歳時記 第3843話

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 (佐藤春夫『極楽から来た』) 欠番

       短夜の少し濃いめのカプチーノ    

 「ボクの細道]好きな俳句(1593)  佐藤鬼房さん。「頸捩る白鳥に畏怖ダリ嫌ひ」(鬼房) 「頸捩る」(すねねじる)とは、白鳥のあの動きでありましょう。また、作者自身の持つクセの比喩であるのかも? 畏怖(いふ)とはおそれおののくことです。画家・サルバドール・ダリの事かと思いますが、こ「ダリ嫌い」の措辞に、作者の思いが込められます。さて、お薬を飲んだ飲まない !  こんな些細なことが忘れやすくなります。ところが、一つの昔の出来ごとを、実に、よく覚えていることもあります!

 牝牛(めうし)5  しかし、彼女が腹に詰め込むのは、脂肪にならないで、みんな乳になる。一定の時刻に、彼女の乳房はいっぱいになり、真四角になる。彼女はちっとも乳を出し惜しみしない・・牛によっては出し惜しみするやつがいる・・