木魚歳時記 第3829話

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  乱後にも、権門の私邸や宮城外の里内裏にお住いの天皇のために新しい壮大な内裏を造営して皇威を示すなど、何人も容易にはできなかった難事を事もなげに成就した手腕にますます天皇のご信頼とご寵遇が篤く、その子らもみな有能で、天皇に仕えて重く用いられたいた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)516

        梅雨しとゞこれが四五日つづいたら

 「ボクの細道]好きな俳句(1579) 佐藤鬼房さん。「蝌蚪の辺に胎児をささぐごとくたつ」(鬼房) 「蝌蚪」(かと)とは、おたまじゃくしのことです。春の季語となります。おたまじゃくしを見て、胎児を愛しむ身重の妻を気遣う作者・・さて、ツバメの営巣(3) ある民家では、部屋の中にまでツバメがやって来て巣を造るそうです。ですから家人は、朝5時になると、部屋のサッシを開けてやるそうです! それが16年も続いているそうです。

 犬(いぬ)2 で、もっといい場所を捜ししながら、私たちの椅子(いす)の間に、そのごつい頭をもぐり込ませて来る。