木魚歳時記

画像・文章の転載はご遠慮下さい

木魚歳時記 第3801話 

f:id:mokugyo-sin:20190524053144j:plain

 俊成は今さらそんな女あ追わないといいながらも、子供たち、わけても隆信のまだ十にも子が行方も知らない母を慕うのには、ほとほと困窮(こんきゅう)している。
 もとの女房加賀お同じくもとの少進(しょうしん)、為経との子であり、また古い少進為忠の孫に関するこんなふびんなうわさが、自然と美福門院の耳にも達して彼女をひどく感動させた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)491

        恋猫のそろりそろりとデカダンス

 「ボクの細道]好きな俳句(1552) 岩淵喜代子さん。「水中に足ぶらさげて通し鴨」(喜代子) 「通し鴨」とは、渡りをしない「居つき鴨」のことです。「足ぶらさげて」に作者の思いが込められます。さて、ベランダに、鉢植えの梅(写真)があります。大きくなりました。天神さんの縁日で買って来た苗木が育ったのです。今年は葉っぱが大きい?

 小紋鳥(こもんちょう)3 それから今度は頭を下げ、からだを前かがみにして、痩(や)せっぽちの脚に全速力を出して走って行くと、一羽の七面鳥が円く羽を広(ひろ)げているちょうどその真ん中を狙(ねら)って、堅い嘴(くちばし)で突っかかる。この気どりやが、ふだんから癪(しゃく)に障(さわ)ってならないのだ。