木魚歳時記

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木魚歳時記 第3795話 

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 ところが加賀は浮気な夫に捨てられたとでも思ったのか、五条三位藤原俊成のところに後妻に行った。
 彼女は自分の嫉妬深さを自分でも持てあまし、俊成のような家にばかりいる人が気がもめなくてよいと思ったのかも知れない。
 こうして為経は仮の別れと思った加賀とは本当に別れてしまい。幼い隆信は先ず父に、やがて母にも捨てられ、両親は健在しながら孤児の境涯となった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)486

        病葉の己が内なる寂光土   病葉(わくらば)

 「ボクの細道]好きな俳句(1546) 岩淵喜代子さん。「雲雀には穴のやうなる潦」(喜代子) 潦(にわたずみ)とは、にわか雨で出来た「水たまり」のことです。さて、ボクは、高3(3学期)の時に大病を患い、その後、数年間の療養生活を送りました。仏(アミダ)さまご加護のお蔭をもち治癒しました。その間、両親、家族を始め多くの方々から賜った御恩の数々について、いまさらながら感謝の気持ちでいっぱいです。「月影のいたらぬ里はなけれども眺むる人の心にぞ住む」(法然上人)

 七面鳥(しちめんちょう)1ー3 彼女はあんまりいつも反り身になっているので、自分の脚というものを見たことがない。 彼女は決して人を疑わない。で、私がそばに寄って行くと、早速もう自分に敬意を表しに来てくれたつもりでいる。