木魚歳時記

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木魚歳時記 第3792話

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 三人とも鳥羽天皇の朝廷に仕えて、あまりパッとしない宮仕えの、それも最も競争のはげしい中級役人の官位と歓楽とを追い疲れた中年の身で『往生要集』や『摩訶止観』などを読んで、世俗的な欲望にあくせくする愚を今さらつくづく悟った彼らであった。そうして詩歌と道心とに徹しようとする志を立て、木の葉のそよぎ虫の音に心身を澄ます生活を求めて大原にわけ入り、ここに心すずしい住みかを見出したものであった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)483

        洛北は祭の頃となりにけり

「ボクの細道]好きな俳句(1543) 岩淵喜代子さん。「荷がゆれて夕陽がゆれて年の暮」(喜代子) さて、何を商う人たちの荷車でありましょうか? 夕日の中を行く台車に夕日が映え、道の凸凹で積み荷がゆれると、あの大きな夕日までが揺れるような錯覚を覚えるのであります。

 鵞鳥(がちょう)7 そして一方でチェンネットが、向うに取り残されまま、てんから人間の力を失ってしまい。鵞鳥たちとおんなじに何の見分けもつかなくなっているうちに、トゥウルウズの鵞鳥はそのままパリへやってくる。