木魚歳時記

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木魚歳時記 第3770話

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 増賀も源信と同じく良源の門下で源信の先輩であるが、ひたすら道を求め、俗界の名聞をきらって「やんごとなき学生(がくしょう)」との名が一山に高く、九重の雲上にも達して、冷泉(れいぜい)上皇から護持僧(ごじそう)として召されたが、増賀は狂人をよそおい、逃れて多武峰へこもってしまった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)463
  
       始まりも終りもなくて春の海

 「ボクの細道]好きな俳句(1520) 阿部完市さん。「冬眠の蛇のごとくに尊しや」(完市) 「尊(たっとし)」と読むのでしょう。冬眠する蛇を見たことはありません。「穴惑い」する蛇は居そうです。しかし、これも人間の「遊び心」が生み出した想像の現象でしょう。それはともかく、発想の転換が得意な作者であります。

 雄鳥(おんどり)1ー7 大工たちはたらふく酒を飲み、それからめいめいその雄鳥の奪い合いをした揚句、とうとうそいつを焼いてしまうことに決める。 彼らはまず藁(わら)と薪束(まきたば)を積み上げて雄鳥の巣を作ってやり、それから、火をつける。