木魚歳時記

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木魚歳時記 第3769話

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 という返事で、源信をたしなめ励ましてき来たと伝えている。これは死を眼前にした崩齢(たいれい)でわが子の遠遊求道を励ました奝然(ちょうねん)の母にも劣らぬ志、この母にしてこの子あり。
 源信の母の返事のなかに見える多武峰の上人というのは、たぶん増賀上人のことと思うが、これもまた、並々ならぬ上人であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)463

       りんだうの蕊が伸びたり縮んだり  蕊(しべ)

 「ボクの細道]好きな俳句(1519) 阿部完市さん。「傘さすならば水田にうかびけり」(完市) 梅雨の雨に打たれながら歩くくらいなら・・いっそ、水田の中に入って浮かんでみたい。ここまで発想を飛ばせるなら・・それはもう誇大妄想の域に近い? 常人にはかなわない発想に感嘆いたします。 

 雄鶏(おんどり)1-6 すると、今度は大工たちがやってくる。
彼らは天守堂のこの虫のついた部分を取り壊し、その雄鳥を下ろしてくると、それを持って村じゅうを練り歩く。誰でも祝儀(しゅうぎ)さえ出せば、そいつにさわっていい。
或る連中は銅貨を一枚出す。ロリオの奥さんは銀貨を一枚出す。