木魚歳時記

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木魚歳時記 第3762話 

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 一般の市民たちは上人が奇特を現してのち、初めて上人の真価を知るに至ったが、慶滋保胤(よししげのやすたね)のような心あるインテリは、上人の菩薩行に対しては夙(つと)に注目して、この一介の乞食僧に真の求道者を見、生きた仏教を識(し)って、これを「市の聖」(いちのひじり)とあがめたものである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)456

       往来の魚に抱きつく蛙かな  魚(うお)

「ボクの細道]好きな俳句(1512) 安部完市さん。「いたりやのふいれんつええとおしとんぼ釣り」(完市) イタリアのフエレンツェ? 問題は「いとおし」です。わかりません。そこで、ボクは「愛おし」の音便読み(えとおし)? かと思いましたが、これは無理でしょう。まあ、いろいろ想像をたくましく読むことも楽しいものです。

 雌鶏(めんどり)5 時々、ふっと立ち止る。
 赤いフリージア帽を頭に載せ、しゃんとからだを伸ばし、眼つき鋭く、胸飾りも引き立ち、彼女は両方の耳で代わるがわる聴き耳を立てる。
 で、別に変ったこのもないのを確かめると、また餌を捜し始める。