木魚歳時記

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木魚歳時記 第3756話 

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 しかし真の求道者が世に絶えたわけではない。
 法然のころからは二百年ばかりさかのぼるが、将門(まさかど)の乱が都に伝えられて朝野が上を下への大騒ぎの最中のこと、身に粗末な黒衣をまとい、金剛草履(こんごうぞうり)に竹の杖の遊行僧(ゆぎょうそう)が市内を徘徊(はいかい)しはじめた。そうして市民たちに南無阿弥陀仏の念仏を教えて歩くので市民には阿弥陀聖(あみだひじり)と呼ばれていた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)450

        つむじ風ひらりと交はす黒揚羽 

「ボクの細道]好きな俳句(1506) 阿部完市さん。「草のなかでわれら放送している夏」(完市) 村の運動会でしょうか? テントも、机も、イスも、放送機材も、みんな草原に置かれてある・・野原か河川敷で行われる運動会の映像が思い浮かんできます。折から炎天の真っ最中であります。

(序)影像の狩人8 さて、頭のなかをいっぱいにして家へ帰って来ると、部屋のランプを消しておいて、眠る前に永い間、それらの影像(すがた)を一つ一つ数え挙げるのが楽しみだ。