木魚歳時記 第3685話 

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 昼間のうららかな空は、夕方に入ってうす雲がひろがったところへ、この山かげの地は日のくれが早いのか、それとも宿坊ではほんの小時間と思ったのが案外長かったものか、暮れなずむはずの晩春首夏の一日は、早たそがれのやみが濃く、七,八日ごろの片破れ月がうるおいをおびて空にあった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)382

        短日の上がる下がるや京の町

 「ボクの細道]好きな俳句(1436) 今井 聖さん。「梅雨明けの鶏を追ふ歩幅かな」(聖) 鶏は、追えば逃げ、追うをやめれば止まる。まるで、鶏に遊ばれているようです。さて、クラゲ、あのふわふわと漂う海月(くらげ)のことです。クラゲは口と肛門(こうもん)がおなじブイ(部位)付いているそうです。嗚呼。S氏が、クソもミソも一緒にしたような俳句を作るのと似ています(汗)。嗚呼。それにしても、いったい、いつまでこのブログ(俳句)を? 続けて読んで下さる方もあるようで? ありがたいことです。