木魚歳時記

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木魚歳時記 第3677話 

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 天竺から西域を経て唐に入り宋の朝廷から奝然の手でわが国に渡って来た。それ故に唐、天竺、わが朝と三国渡来の称もある。わが国入って以来も幾多の奇瑞を伝えられ、いみじくも尊いものである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)376

       凍鶴や捨て色めきし日本海

 「ボクの細道]好きな俳句(1428) 真鍋呉夫さん。「花冷の水が繩綯ふ川の中」(呉夫) 「繩綯(な)ふ」とは? そのように見える、ということでしょうか? 花筏(はないかだ)とまた違った趣があります。さて「蛙の目借り時」という春の季語があります。春、眠くてたまらないのは、蛙が人の目を借りてゆくからだ・・また、この時期は蛙の交尾期と重なるので、蛙の「妻(め)狩る」の意味で詠まれます。この時期、蛙のメスに数匹のオスが抱きつくことがあります。それでもアブレたオス蛙たちは、手ごろ(抱きごろ)の小魚にまで抱きつきます。ふむ。さぞ迷惑でしょう! 突然、抱きつかれたその小魚は・・