木魚歳時記 第3661話

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 こういう感想の生活は誠にわが性に適っている。しかしこれが果たして天下万人の誰もが一様に修行できる成仏の道であろうか。さもない限り、これは自他平等の利益をはかる大乗積極の受戒者の業ではない。
(佐藤春夫『極楽から来た』)362

       妻が居て子と孫が居て去年今年  去年今年(こぞことし)

 「ボクの細道]好きな俳句(1412) 正岡子規さん。「をとヽひのへちまの水も取らざりき」(子規) これも代表句です。ターミナル(終末期)の三部作の一つです。さて、相棒に『死ぬによき八十五歳シネラリア』(木魚)のことを話したら(相棒はこのブログ読んでいません)「あんた何いうてんのアホとちゃう!天寿やろが」と、一喝されました(汗)。「そんなムキにならんでも」。連載中の『極楽から来た』(佐藤春夫)の完結をメドに85歳迄生存説を思いついたんやんか。ハイ、仏さまのご加護のもと天寿を全うさせていただきます。ナム。