木魚歳時記

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木魚歳時記 第3657話

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 法然房が真理の前には師匠も先輩もないという弟子なら、慈眼房がちょうどそれに匹敵する師匠であったから、子弟というよりは争友のように相親しみ、時々はこういう神聖な衝突もしたが、いつも肝胆相(かんたんあい)照らし、互いに敬愛して、法然房の求道も活気づき、
(佐藤春夫『極楽から来た』)358

       天と地のどこも変わらぬ大晦日

 「ボクの細道]好きな俳句(1407) 上田五千石さん。「シリウスの青眼ひたと薬喰」(五千石) 「シリウス」は冬の星座です。冬空に青白く冴えるシリウスと、さしずめ、さくら鍋など滋養の高い鍋物を指す「薬喰」(くすりくい)との取り合わせが効いています。さて、平成最後の大晦日も、大過なく過ごせそうです。この『木魚歳時記』ご高覧下さいました各位に心からの御礼を申し上げます。どうか良き新年をお迎えくださいませ。合掌。