木魚歳時記

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木魚歳時記 第3655話

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「心(しん)でも色(しき)でもない。起こらずんば止む、起こらばすなわち性無作(しょうむさ)の仮色(けしき)(意識下の生命力に発したビジョンのごときもの)」と、通説に反対して三、四へんもいい争っているうち、師匠叡空は木枕を持ち出して弟子源空の頭に打ってかかったので弟子は逃げた。 
(佐藤春夫『極楽から来た』)356

       老僧のガラクタ好み年の市        

 「ボクの細道]好きな俳句(1405) 上田五千石さん。「さびしさのじだらくにゐる春の風邪」(五千石) せっかくの陽気(春)だというのに、しっこい春の風邪にとりつかれて、じっと自宅に引きこもる自身の自堕落(じだらく)ぶりを自嘲した作品です。さて、今朝は、うっすらと初雪です。法然上人の学ばれた比叡山麓に住まわせていただき、朝日にかがやく霊峰を眺めながら、その幸せをかみしめています。ありがたいことです。