木魚歳時記

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木魚歳時記 第3647話

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「それでは深山幽谷ともいえませんが、しばらくはおいとまをいただいて黒谷の別所へでも」「黒谷を選択か。わしは縁がなくて住まなかったがあそこはよい所だ。では慈眼房(じげんぼう)の上人をたよって行け」
(佐藤春夫『極楽から来た』)348

      引き始め風邪によく効く葛根湯  葛根湯(かっこんとう)

 「ボクの細道]好きな俳句(1398) 上田五千石さん。「行く春やほろ酔ひに似る人づかれ」(五千石) 過ぎ去ろうとする春の頃は、けだるいような疲れを感じるものです。疲れとは、人さまざまでありましょうが、作者は「ほろ酔ひに似る」とされました。そこで、一句が明るく展開しました。五千石さんの俳句はスケールが大きくおおらかなのが好きです。